1.ハイブリッドワークとは
現在の日本が直面している多くの課題、「少子高齢化に伴う労働人口の減少」「育児や介護との両立など、働く人のニーズの多様化」「ダイバーシティの実現」「コロナ禍における感染による事業継続性リスク」などから、近年急激に定着しつつあるテレワーク。一方でテレワークによるデメリットも浮き彫りになり、解決手段としての「ハイブリッドワーク」というスタイルが広がってきております。
ハイブリッドワークとは、業務に合わせテレワークとオフィスワークを柔軟に組み合わせる働き方を指します。例えば、週5日勤務のうち3日をテレワーク、2日をオフィスワークとしたり、午前をテレワークで午後をオフィスワークとするような、個々人のライフスタイルや業務状況に応じて柔軟に働く場所を選べる働き方です。
働く場所が柔軟になることに伴い、IT環境も従来の形では立ち行かなくなってきております。下図はハイブリッドワークにより変化する点となります。
2.デジタルワークプレイスについて
「デジタルワークプレイス」とは、物理的な職場(ワークプレイス)だけに依存するのではなく、業務に必要なアプリやツールをデジタル空間上に集約し、いつでもどこでも働ける環境を作ることで、生産性や効率化を高める考えのことです。ハイブリッドワーク実現のために欠かせない新しいITの形として、いま大きな注目を集めています。
「いつでも」「どこでも」「様々なデバイス」から必要な正しいコンテンツにアクセスができる。社内外問わず必要な人とコラボレーションし迅速に業務を遂行できる。そしてどんな環境で仕事をしていても「安全」に業務を遂行できる…
そんな「デジタルワークプレイス」を実現するため、3つの前提として「デバイス」「アプリケーション」「セキュリティ」は欠かせない要素です。そしてその核を担うのが、「Box」です。
「デバイス」「アプリケーション」「セキュリティ」という3つの前提について考えた時、Boxはそのすべてに対し対応可能です。
まず「デバイス」については、「Box」はクラウドのサービスとなるため、「Box」にアップロードしたコンテンツは、社内のPC だけでなく、インターネットを経由し、社外からでもアクセスできます。更に、デバイスにインストールされていないアプリケーションで作成されたコンテンツも閲覧が可能です(対応ドキュメント:120種類以上)。
「アプリケーション」については、昨今多くの企業で多種多様なアプリケーションの導入が進んでいる中、「Box」は国内外を問わず1,400社以上の多領域なソリューションと連携しております。
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